SUUMOやHOME’Sなどで物件を探していると、
「あれ?この物件、さっき見た不動産会社と違う会社も掲載している……」
ということがあります。
写真も間取りも価格もほとんど同じ。
「どっちの不動産会社に問い合わせればいいの?」
「違う会社が掲載しているってことは、何か違いがあるの?」
と疑問に思う方もいるのではないでしょうか。
実は、同じ物件が複数の不動産会社に掲載されることは珍しくありません。
① 売主から「紹介していいですよ」と許可されているから
不動産売買では、売主から依頼を受けた不動産会社だけでなく、他の不動産会社が買主を探すことがあります。
例えば、
売主 → A不動産会社
と売却を依頼していても、A社が他の不動産会社に物件情報を共有することで、
B不動産会社・C不動産会社・D不動産会社
なども、その物件を購入希望者に紹介できる場合があります。
そのため、同じ物件が複数の会社のサイトやポータルサイトに掲載されることがあります。
② 「掲載している会社=売主」というわけではない
ここは意外と重要なポイントです。
物件を掲載している不動産会社が、必ずしもその物件の所有者や売主とは限りません。
不動産会社には、
* 売主から直接売却を依頼されている会社
* 他の不動産会社から物件情報を受けて紹介している会社
* 買主側の仲介をする会社
など、さまざまな立場があります。
そのため、「この会社が掲載しているから、この会社からしか買えない」わけではありません。
③ では、どの不動産会社に問い合わせればいい?
基本的には、自分が相談しやすいと思った会社に問い合わせてOKです。
同じ物件であれば、別の会社に問い合わせても、物件の詳細を確認してもらえる場合があります。
ただし、不動産会社によって、
* 物件についての説明の丁寧さ
* 周辺物件の紹介
* 資金計画の相談
* 契約までのサポート
* 担当者との相性
などに違いがあります。
物件そのものだけではなく、「誰に相談するか」も大切です。
④ 「問い合わせた会社によって価格が違う」ことはある?
基本的に、同じ売主・同じ物件であれば、販売価格そのものが会社によって勝手に違うということはありません。
ただし、広告の掲載タイミングによって、
「A社は3,480万円」
「B社は3,580万円」
のように、表示価格が違っているケースがあります。
これは、
* 価格変更の反映タイミングが違う
* 古い情報が掲載されたままになっている
* 広告情報の更新が遅れている
などの可能性があります。
「ネットで見た価格と違う!」と思ったら、問い合わせて最新の販売状況を確認するのがおすすめです。
⑤ 同じ物件なら、何社にも問い合わせるべき?
必ずしも何社にも問い合わせる必要はありません。
同じ物件について複数の会社に問い合わせるより、
「この会社なら相談しやすそう」
と思える会社を選んで、まず相談してみるのも一つの方法です。
その際、
「この物件が気になっています。まだ販売中ですか?」
と聞くだけでも大丈夫。
購入を決めていなくても問題ありません。
まとめ
同じ物件が複数の不動産会社に掲載されているのは、不動産会社同士で物件情報を共有し、買主を探す仕組みがあるためです。
そのため、
「複数の会社が掲載している=怪しい物件」
というわけではありません。
物件探しでは、
「どの会社が載せているか」だけでなく、「どの会社・担当者に相談するか」
も大切です。
気になる物件を見つけたら、掲載会社を比較しながら、安心して相談できる不動産会社を探してみましょう。