不動産を探していると、「告知事項あり」という表示を見かけることがあります。
「事故物件なのかな?」
「何か問題がある物件なの?」
と、不安に感じる方もいるのではないでしょうか。
実は、「告知事項あり」だからといって、必ずしもいわゆる「事故物件」というわけではありません。
今回は、売買物件を購入する前に知っておきたい「告知事項」について、分かりやすくご紹介します。
■「告知事項あり」とは?
簡単にいうと、物件を購入するかどうかを判断するうえで、買主に知っておいてもらいたい事情があるということです。
例えば、過去にその物件で人が亡くなったことや、建物・土地について何らかの問題がある場合などがあります。
重要なのは、「告知事項あり」という一言だけで判断しないこと。
**「具体的に何があったのか」**を確認することが大切です。
■「告知事項あり=事故物件」ではありません
「告知事項」と聞くと、人が亡くなった物件をイメージする方も多いと思います。
しかし、告知事項にはさまざまなケースがあります。
例えば、
・過去の人の死に関する事情
・火災などの事故
・建物や土地に関する重要な問題
・周辺環境に関する事情
・その他、購入の判断に影響する可能性がある事情
などです。
そのため、「告知事項あり」という表示だけを見て、すぐに「事故物件」と決めつけるのは早いかもしれません。
■購入前に確認しておきたい4つのポイント
「告知事項あり」の物件を検討する場合は、次のような点を確認しておくと安心です。
① 何があったのか
まずは、告知事項の具体的な内容を確認しましょう。
「告知事項あり」だけでは、買主側では詳しい内容が分からないことがあります。
② いつのことなのか
発生した時期も確認しておきたいポイントです。
かなり以前の出来事なのか、最近の出来事なのかによって、受け止め方が変わる場合があります。
③ 現在も影響があるのか
過去の出来事だけではなく、現在も何らかの影響が残っているのか確認しましょう。
例えば、建物の状態や周辺環境など、現在の生活に関係する問題がないか確認することが大切です。
④ 契約書や重要事項説明書を確認する
最終的には、契約前に重要事項説明を受け、書面の内容もしっかり確認しましょう。
分からないことがあれば、遠慮せず不動産会社に質問することをおすすめします。
■「告知事項あり」でも、自分が納得できれば購入を検討できる
告知事項があるからといって、必ずしも購入してはいけない物件というわけではありません。
物件価格や立地、建物の状態などを含めて検討し、**「どのような事情があるのかを理解したうえで、自分が納得できるか」**が重要です。
逆に、内容をよく確認しないまま、
「価格が安いから」
という理由だけで購入を決めるのは避けたほうがよいでしょう。
■気になることは契約前に確認しましょう
不動産は大きな買い物です。
「こんなこと聞いていいのかな?」と思うようなことでも、気になることがあれば契約前に確認しておきましょう。
特に「告知事項あり」となっている物件については、何があったのか、いつのことなのか、現在も影響があるのかを確認することが大切です。
内容をきちんと理解し、納得したうえで購入を検討しましょう。