「駅から近い方がいい」「できれば新築」「でも広さは譲れない」…
物件を探し始めると、気づけば”全部大事”になっていませんか?
けれど実際には、すべてを満たす家はほぼ存在しません。
だからこそ大切なのが、「自分の優先順位マップ」を作ることなんです。
ステップ①:「理想の暮らし」を思い描く
まずは”物件”ではなく、”暮らし”をイメージしましょう。
・朝はゆっくりコーヒーを飲みたい
・家族でご飯を囲む時間を大切にしたい
・通勤のストレスを減らしたい
この段階では「設備」や「立地」ではなく、どんな毎日を送りたいかを考えることがポイントです。
理想の生活像がはっきりとすると、自然と「何を優先すべきか」が見えてきます。
ステップ②:「絶対条件」と「できれば条件」を分ける
次に、「譲れない条件」と「妥協できる条件」を仕分けします。
おすすめは、紙に書き出して○△×で分ける方法。
【条件】 【優先度】 【理由】
駅徒歩10分以内 ○ 通勤が毎日のことだから
3LDK ○ 家族構成上、必須
南向き △ あれば嬉しい
新築 × 中古+リフォームでもOK
ステップ③:「感情」を混ぜすぎない
意外と多いのが、
「リビングが素敵だから即決した!」というケース。
もちろん”直感”は大切ですが、勢いで決めると後悔のもと。
優先順位マップを持っておけば、冷静に立ち戻ることができます。
ステップ④:夫婦・家族で”すり合わせる”
家族で意見が違うのもよくある話。
だからこそ、「お互いのマップを見せ合う」ことが大切です。
お互いの”譲れないライン”を共有しておくと、後々のトラブルを防げます。
まとめ
物件探しは「理想を削る作業」ではなく、
「本当に必要なもとを見極める作業」
自分の価値観を整理しながら探すことで、
”暮らして満足できる家”に出会いやすくなります。