同じ価格帯・同じエリアでも、「なんかしっくりくる」と感じる家は人それぞれ。
家探しをしていると、つい”条件”で比べてしまいがちですが、実は”自分にとっての心地よさ”を見極めることが何より大切です。
1.「なぜ家を買いたいのか」をもう一度考えてみる
・家賃がもったいないから?
・家族との時間を増やしたいから?
・自分の居場所をつくりたいから?
動機が「周りが買ってくるから」になっていると、どんなに条件が良くても、後から違和感が残ります。
まずは、”自分の理想の暮らし”を思い描くことがらスタートしましょう。
2.「今の自分」と「未来の自分」に合うか
今は通勤重視でも、
数年後には在宅ワーク中心になるかもしれません。
子どもが成長すれば、生活動線も変わります。
つまり、今ピッタリより、少し先を見た”ゆとりある選択”が正解。
家は「今の自分の延長線上」にあるものとして考えるのがポイントです。
3.”便利さ”よりも”満足感”が長く続く
「駅近」「新築」「南向き」…
条件としては理想的でも、”落ち着けるかどうか”は別の話。
夜の静けさや、窓からの景色、
朝日が入る方向など──
日々の”感覚的な心地よさ”が、暮らしの満足度を左右します。
4.夫婦・家族で”価値観のすり合わせ”を
「私は収納重視、相手は立地重視」など、考え方のズレはよくあること。
このとき大切なのは、どちらかが我慢するのではなく、”お互いの大切にしていること”を理解すること。
ライフスタイルに正解はありません。
家族の会話が増えるほど、納得できる家選びになります。
★★まとめ★★
視点 考えるポイント
動機 なぜ家を買いたいのか?
時間軸 今だけでなく5年先を想像できるか
感覚 住んでいて心が落ち着くか
家族 お互いの価値観を共有できているか